アイヌ模様木彫手鏡
槐(エンジュ)という木が素材です。
槐の生皮には一種の異臭があって、昔、アイヌの人々は「臭いから悪い神が寄りつかない」と考え『魔除け』の木として大切にしていたそうです。
北海道で出会った木彫り名人は、小熊みたいな人で、「それはもうめんどくさいからつくんないよ」をよく言う人で、でもやっぱり名人が作るものにはダイナミックと繊細さがいいバランスで融合されていて。
生活の中に木彫りがあって、そこには伝統的なアイヌ模様があって。
東京の生活の方が長い道産子のわたしは、昔から知っていたであろう模様やこの木がすっかり抜けていましたが、再認識できたのは名人のお陰です。
こちらは少しカーブのついたバレッタです。(画像2枚目参照)
バレッタ金具部分に可動がありますが、金具部分が古いものを使っているためかと思います。
最新のパーツを使ったものではなく、髪留めは以前に作ったもの、とのことなのでデッドストックとしてご認識いただき、ご了承ください。
11cm×4.2cm
(箱等は付きません)
*レターパック配送可能商品